マーリンズ打線がアリエタをKO ストレイリー初登板

【フィリーズ4-8マーリンズ】@マーリンズ・パーク

開幕前に先発2番手として期待されながら右前腕痛により故障者リスト入りしていたダン・ストレイリー(マーリンズ)が、4月最終日にしてようやく今季初登板初先発。変化球のコマンドが今一つで、2本のツーランを浴びて4回4失点に終わったものの、ドン・マティングリー監督は「今日は彼にとっての開幕戦だからね。再び準備して、次回以降はより良いピッチングを見せてくれることを期待しているよ」と不甲斐ないピッチングを責めることはしなかった。一方の打線はフィリーズ先発のジェイク・アリエタを攻略し、今季無敗の右腕を4回途中6失点でノックアウト。7回裏にも2点を追加し、最終的には8対4で勝利を収めた。

攻守両面でチームの勝利に大きく貢献したのが「5番・ライト」で先発出場したブライアン・アンダーソンだ。3回裏に勝ち越しの2点タイムリー、7回裏にダメ押しの2号ツーランを放つなど、打撃面では3安打4打点の大活躍。慣れないライトの守備では7回表一死満塁のピンチでライト前への浅いフライをダイビングキャッチし、チームをピンチから救った。また、3番打者のスターリン・カストロも4回裏にリードを2点に広げるタイムリー二塁打を放つなど、全打席で出塁し、3安打1打点をマーク。打線は先発出場した野手8人全員がヒットを放ち、13安打8得点の攻撃で今季初登板のストレイリーをサポートした。

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