ファリアが8回無失点の快投 レイズが投手戦を制す

【レイズ3-2タイガース】@コメリカ・パーク

前日のレッドソックス戦に敗れ、連勝が8でストップしたレイズは今日から敵地でのタイガース3連戦を迎えた。その初戦はジェイク・ファリア(レイズ)とジョーダン・ジマーマン(タイガース)による緊迫した投手戦が繰り広げられ、試合は両軍スコアレスのまま9回に突入したが、9回表にレイズがC.J.クロンの7号ツーランとブラッド・ミラーの2号ソロで3点を先制。タイガースはその裏にビクトル・マルティネスのタイムリーで2点を返し、さらに二死満塁のチャンスを作ったものの、レイズがなんとかリードを守り抜き、3対2で勝利を収めた。

打線の援護に恵まれないなか、8回無失点の好投を披露して今季2勝目をマークしたファリアは「僕は打線が必ず点を取ってくれると信じて疑わなかったよ」と打線への信頼を口にした。ファリアは112球で8イニングを投げ抜き、打線はファリアの信頼に応えるかのように9回表に3点を先制。好投したファリアに貴重な援護点をプレゼントした。ケビン・キャッシュ監督は「ファリアはとても集中していたね。試合序盤は速球中心のピッチングを印象付けて、そのおかげで変化球が生きていた。彼には今日のような素晴らしいピッチングをする素質があるんだよ」とファリアの好投を絶賛していた。

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