リヴァプールは2日にローマとのチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグを戦うことになっているが、サポーターの中には1stレグでローマに与えてしまった2点のアウェイゴールを気にかけている者も多いだろう。5-2で勝利はしたが、今季のローマは準々決勝でバルセロナ相手に大逆転勝利を収めるなど不気味だ。3点差でも油断はできない。
そんなリヴァプールだが、英『Daily Mail』は心強いデータがあることも紹介している。リヴァプールはまだチャンピオンズカップだった時代から何度も上位に食い込んでいるのだが、準決勝ではほとんど負け知らずなのだ。
1964-65シーズンのチャンピオンズカップでは準決勝でインテルに敗れたが、それ以降1度もこの大会の準決勝で負けたことはない。つまりは9戦8勝1敗だ。いわゆる黄金期と呼ばれた1970年代後半から1980年代前半にかけてリヴァプールは何度もチャンピオンズカップを制しており、この最強時代にタイトルを荒稼ぎしたことも準決勝で負けが少ない理由ではある。
当時は1976-77、1977-78、1980-81、1983-84とチャンピオンズカップを制覇している。そこからしばらく優勝がなかったが、2004-05シーズンには優勝。2006-07シーズンも準優勝に終わったもののファイナルまで駒を進めている。
2004-05シーズンは準決勝で国内のライバル・チェルシーを1‐0で撃破、2006-07シーズンも同じく準決勝ではチェルシーをPK戦の末に下している。準決勝までいけば負けがほとんどない。この歴史はリヴァプールサポーターにとって1つの自信となるのではないか。今回も1stレグでは5-2と快勝を収めており、決勝へ進出できる可能性は高くなっている。
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