世界文化遺産登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産「平戸の聖地と集落」にある平戸市春日町の春日集落案内所に4月から売店が開かれている。市がローマ法王に献上した「春日の棚田米」やコンペイトーなどの特産品が並び、地域の歴史や魅力をアピールする。
売店は案内所を訪れた観光客からの要望を受け、約60平方メートルの多目的スペースを衣替え。平戸観光協会(藤澤美好会長)が指定管理者となった。売店は住民と触れ合う機会を増やしてもらおうと、電動アシスト自転車(4時間500円)の貸し出しもしている。
1日は、開設セレモニーがあり、約50人が出席。黒田成彦市長が「いつまでも愛される拠点施設になることを願う」と式辞を述べ、関係者がテープカットして祝った。
売店開設祝い式典 平戸・春日集落案内所 特産品並ぶ
- Published
- 2018/05/02 00:01 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 14:59 (JST)
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