1日にUEFAチャンピオンズリーグの準決勝(2ndレグ)が行われ、レアル・マドリードが本拠地でバイエルン・ミュンヘンと対戦した。
立ち上がりからレアルがハイプレスを敢行したものの、バイエルンがテンポの速いパスワークでいなす。そして迎えた3分、ミュラーのクロスのこぼれ球にキミッヒが反応し、強烈なシュートでゴールを陥れた。
先制を許したレアルだが、中盤のモドリッチやクロースを中心にボールポゼッションを高める。バイエルンの選手たちを自陣に閉じ込めると、マルセロの左サイドからのクロスにベンゼマがヘディングで反応し、11分に同点ゴールを挙げた。
延長戦に持ち込むにもあと1点が必要なバイエルンは、左サイドのアラバやリベリを中心にチャンスを演出。しかし、ラモスをはじめとするレアルの守備陣が球際で体を張り、ゴールを割らせなかった。1-1の同点で前半を終える。
後半開始直後に、意外な形で試合が動く。バイエルンが自陣でボールを回したものの、GKウルライヒがバックパスの処理を誤り、ボールを後逸。このボールを追いかけたベンゼマがシュートを放ち、レアルが貴重な追加点を挙げた。
2戦合計スコアでバイエルンを突き放したレアルは、その後もカウンターやサイド攻撃で相手ゴールを脅かす。54分にはマルセロのクロスにフリーのロナウドが合わせるが、シュートは枠外に逸れた。
ピンチを脱したバイエルンは、J・ロドリゲスが果敢なドリブルでチャンスメイク。そして迎えた63分、J・ロドリゲスのシュートが相手DFヴァランに当たると、同選手が素早くこぼれ球に反応し、ゴールを陥れた。
あと1点取ればアウェイゴールの差で優位に立つバイエルンは、途中出場のヴァーグナーやJ・マルティネスらにボールを集め、パワープレイを敢行。レアルのゴールをこじ開けにかかったが、相手GKナバスの好判断などに阻まれ、ゴールを奪えず。試合はこのまま終了。レアルが2戦合計スコア(4-3)でバイエルンを上回り、決勝進出を決めた。
[メンバー]
レアル:ナバス、バスケス、ヴァラン、ラモス、マルセロ、コバチッチ(→カゼミロ 72)、クロース、モドリッチ、アセンシオ(→ナチョ 88)、ロナウド、ベンゼマ(→ベイル 72)
バイエルン:ウルライヒ、キミッヒ、ズーレ、フンメルス、アラバ、トリッソ(→ヴァーグナー 74)、J・ロドリゲス(→J・マルティネス 84)、T・アルカンタラ、ミュラー、リベリ、レヴァンドフスキ
[スコア]
レアル 2-2(2戦合計:4-3) バイエルン
[得点者]
レアル:ベンゼマ(11)、(46)
バイエルン:キミッヒ(3)、J・ロドリゲス(63)
参照元:Twitter
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