柳原良平さんの描く船 トークイベントが5日に横浜で

 横浜・みなとみらい21(MM21)地区の横浜みなと博物館で5日、志澤政勝館長による「柳原良平の描く船」と題したトークイベントが開かれる。

 ウイスキーのキャラクター「アンクルトリス」の広告デザインや船の絵で知られる故・柳原良平さんの常設展示施設「柳原良平アートミュージアム」が3月、同館にオープンした。遺族から横浜市に寄贈されたイラストや油彩画などの作品が展示されている。

 志澤館長は、40年近い交流があった柳原さんの絵について「大胆な省略や圧縮といった独自の技法を使い、船に親しみを持ってもらおうとしていた」などと解説する。

 5月から隔月で開かれる「みなと博 館長トーク」の初回で同館の主催。2回目は7月7日、「アンクルトリス誕生60年」をテーマに開催する。

 5日は午後2時から。定員15人で先着順。参加費は入館料のみ。問い合わせは同館電話045(221)0280。

船の絵などが展示されている「柳原良平アートミュージアム」=横浜みなと博物館

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