「これがノイアーとウルライヒの違いなんだ」 たった1つのミスで変わってしまった評価

致命的なミスをしてしまったウルライヒ photo/Getty Images

負傷離脱が続いているマヌエル・ノイアーに代わってバイエルンのゴールを守り続けてきたスヴェン・ウルライヒは、ここまでパーフェクトに近いパフォーマンスだった。第2GKとしては十分すぎるほどの働きで、ドイツ代表の一員としてロシアワールドカップに連れて行くべきではといった意見まであった。

しかし、GKとはたった1つのミスで評価が変わってしまう。1日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグのレアル・マドリード戦では、後半開始早々に味方のバックパスの処理を誤ってFWカリム・ベンゼマにゴールを許してしまった。バックパスのボールを一瞬手で止めようとしたようにも見え、どう処理するか決まらないまま前に飛び出してしまった印象だった。

独『DW』も「ウルライヒの大失敗」と取り上げており、部屋の中にカギを忘れたことに気付きながらも閉まっていくドアを見ているようと独特の表現でウルライヒのミスを伝えている。まさにボールを見送ったような形となってしまい、悔やんでも悔やみきれないミスだ。

英『Daily Mirror』ではサポーターから「これがノイアーとウルライヒの違いなんだ」といった声が挙がっていることも紹介されており、1つのミスで評価は大きく変わってしまった。

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