湿った空気 鉛色の空

九州付近の強い雨の区域が、2日夜までに四国や紀伊半島に移動します。今夜遅い時間から3日明け方にかけて、東海地方でも雨脚が強まるでしょう。四国や東海を中心に、局地的とはいえ降るときには1時間に50ミリ以上の非常に激しい強度となるので、今後は雨の降り方に注意・警戒が必要です。

東京都心は現在、雨が降る前の段階ですが、すでに空気が湿っているのをまじまじと感じます。午前10時23分には25.3℃を観測、もはや4月中に多かったカラッとしたものではありません。頭痛持ちの人は、けさは具合が悪く(まだ引きずっているかも)「ああ、天気下り坂だわ!」とつい周囲に苛立ちを漏らしてしまう機会が多かったのでは・・。乾いた晴天は、2日ほど待って下さい。

気象予報士・高橋 和也

画像について:2日の天気予報。

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