1番・ハーパーが9号3ラン ナショナルズ12得点で大勝

【パイレーツ4-12ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

日本時間5月2日のパイレーツ戦で、ナショナルズのデーブ・マルティネス監督は不振に喘ぐブライス・ハーパーを2013年以来5年ぶりに1番打者として起用し、空いた3番には右腕に強いマット・アダムスを起用した。打線の活性化を狙ったマルティネスの狙いは見事に的中し、ハーパーは5回裏におよそ半月ぶりの一発となる9号スリーラン。アダムスは2打席連続本塁打を含む3安打3打点の活躍で、12対4の大勝に大きく貢献した。

ハーパーをリードオフマンに据えたナショナルズ打線が、試合中盤に見事に機能した。2点リードの5回裏、ナショナルズはハーパーの9号スリーランとアダムスの5号ソロで4点を追加し、続く6回裏には先発のマックス・シャーザーのタイムリーを皮切りに4本のタイムリーを集中して一挙6得点。6回終了時点で12点をリードし、勝負の行方を決定付けた。大量援護をもらったシャーザーは7回途中までパイレーツ打線を3安打2得点に抑え、今季6勝目をマーク。パイレーツは先発のチャド・クールが4本塁打を浴びるなど5回途中6失点と試合を作れず、2番手のタイラー・グラスナウも1回6失点の大乱調で試合を壊してしまった。

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