試合前にバイエルンを指揮するユップ・ハインケスは審判の笛でゲームが決まることのないようにと願いを口にしていたのだが、1日に行われたレアル・マドリードとバイエルンのチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグでも判定を巡って議論が起きている。
問題は、前半ロスタイムにバイエルンDFジョシュア・キミッヒの蹴ったボールがマルセロの手に当たったシーンと、後半にペナルティエリア内でセルヒオ・ラモスとロベルト・レヴァンドフスキが接触したシーンだ。特にマルセロの手に当たったシーンは大きな注目を集めており、スペイン『as』によれば元審判員のイトゥラルベ・ゴンザレスはハンドでPKを与えるべきだったと解説している。
さらにレヴァンドフスキとラモスの接触シーンについても、ゴンザレスはラモスのファウルがあったとの見解だ。同メディアは「バイエルンが2つのPKを見逃された」と伝えており、PKとの判断が妥当だったのだろうか。ラモスとレヴァンドフスキの接触も、先にボールに触れていたのはレヴァンドフスキの方だったように見える。
この試合を欠場したバイエルンDFジェローム・ボアテングは自身のTwitterでマルセロの手にボールが当たったシーンの画像を投稿し、PKはないのか?と訴えている。結局は試合後も判定が話題の中心となっており、やや後味の悪い終わり方となってしまった。
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