1週間前にリヴァプールとのチャンピオンズリーグ準決勝1stレグを戦ったローマは、かつてのチームメイトであるFWモハメド・サラーのことをかなり警戒していた。それにも関わらず、サラーは軽々と2得点2アシストを記録。分かっていても止められない領域の選手になりつつあることを証明してみせた。
ローマといえば現世界最高のGKとも言われるアリソン・ベッカーを擁するチームだが、そのアリソンのこともサラーは簡単に破ってしまったのだ。伊『Gazzetta dello Sport』によると、2ndレグで再びサラーと対決するアリソンは警戒感を強めている。
「タフな戦いだね。彼は天性の才能を持っているし、今は信じられないほどの自信を備えている。ただ、チームとして戦えば彼を止められるよ。僕がこれまで対戦した中ではメッシが最強だったけど、今はサラーもメッシのように怖いね」
サラーはメッシと同レベルの左足とまで考えられるようになり、アリソンもどう止めればいいのか頭を悩ませているはずだ。1stレグでは絶妙にコントロールされたシュートをゴール上隅に決められたものと、1対1の場面でメッシと同じようなチップシュートから失点している。果たしてアリソンを含むローマ守備陣は1stレグの5失点から何を学んだのか。奇跡の逆転勝利を収めるにはリヴァプールの攻撃を無得点に抑えるのが条件となる。
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