「島酪」ソフトがそのぎ茶とコラボ GW限定で6日まで販売 東彼杵の「ソリッソ・リッソ」

 長崎県東彼東彼杵町の交流拠点「Sorriso riso(ソリッソ・リッソ)」で、ゴールデンウイーク(GW)中の6日まで、島原地方酪農業協同組合(島酪、島原市)とコラボレーションしたソフトクリームを販売している。
 島酪は島原市内の酪農家でつくり、島原半島や東彼3町などで公立小中学校の給食牛乳を供給。牛乳を使ったソフトクリームは、島酪の施設「ふれあい工房」で販売しているが、特段の宣伝はせず「知る人ぞ知る」商品だったという。
 これに目を付けた長崎市のフードスタイリスト、加藤奈美さんが、ソリッソとのコラボを提案。東彼杵町産のそのぎ茶や無農薬レモンの粉末をふりかけ、新味を開発した。
 ソリッソはソフトクリームを足掛かりに、「長崎の牛乳」のPR活動も展開。島酪の商品「島原牛乳」のパッケージに描かれている少年が“成長”した設定で「しまらくボーイ」のイラストを、看板やスタッフTシャツなどで発信している。かつて学校給食で島酪の牛乳を飲んだ子どもたちが、ソフトクリームと“再会”する-というコンセプトだ。
 GW前半の4月28~30日で600個以上を売り上げ、好調という。プレーンが450円、そのぎ茶と、そのぎレモンは各500円。

島酪の「島原牛乳」とソリッソ・リッソで期間限定販売するソフトクリームのメニューの一つ「ライスクリーム」(ソリッソ・リッソ提供)

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