負けたときの保険をかけるな…ケイン、「嘲笑文化」を痛烈批判

『ESPN』など各メディアは、「トッテナム・ホットスパーのFWハリー・ケインは、イングランドのメンタリティを批判した」と報じた。

先日イングランドサッカー協会(FA)がFAカップに合わせて投稿したツイートが大きな話題になった。

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スモーリングに完封されたケインを揶揄するようなメッセージが書かれており、批判を受けて削除することになったのだ。

ハリー・ケインはそれについて以下のように話し、嘲笑する文化がメンタルの弱さを表していると痛烈批判した。

ハリー・ケイン 「奇妙なことだね。これはメンタリティを表すものだと思うよ。

イングランドの選手をからかっておく。バカにしておく。それは簡単なことになってきたね。

もし我々がワールドカップでうまく行かなければ、『ほら見ろ、言ったとおりだ』と言うんだろう。

おそらく、これはメンタリティの弱さを表している。

しかし、我々はチームとしてやらなければならないものに集中してきた。

『勝つことができる、トライできる、すべてを勝ち取れる』という考えと信念を持ってきたし、ワールドカップでもそれは変わらない。

ソーシャルメディアでは、眼と眼を合わせないような人々に対処しなければならない。しかし、それもファンの一部だし、それらの見解である。

誰もがクラブに情熱を燃やしている。しかし、ワールドカップになれば最も重要なのは国家だ。

FAのツイートは愚かなものだったが、我々はみんなわかっている。

それは終わったことだ。2週間前のことだ。もう終わった。監督は、僕が悲しんでいたと言っていたけどね。

僕はもう集中しているよ。そういうものを乗り越えられる男だ。

もしなにかが起こっても、僕は前に進んで、進んで、進み続ける。次の試合を待ち構える。

僕が心配するのは、ピッチにでて仕事をすることだけなんだ」

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