25歳のベッツによる通算4度目の1試合3発は球界初の偉業

【ロイヤルズ4-5レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

現在、ア・リーグ東地区首位を走るレッドソックス。開幕から連勝が続くなど順調な出だしとなり、首位を走る原動力の1人は1番打者に定着したムーキー・ベッツだ。迎えた日本時間5月3日のロイヤルズ戦で歴史的な活躍をみせた。

この日も「1番・右翼」でスタメン出場したベッツは初回の第1打席は相手先発、ダニー・ダフィーからヒットを放つ。これが大活躍への始まりの一打だった。。そして0対3と劣勢の場面から迎えた4回の第2打席では先頭打者として登場すると今後はダフィーのチェンジアップを左中間スタンドへと運びこの日、1本目となる一発を記録した。4月で8本塁打を放った実力はここから本領発揮となる。

レッドソックスが3対3の同点に追いついて迎えた5回の攻撃ではベッツはダフィーからこの日2本目となる一発を放って4対3と勝ち越しに成功。そして試合を決めたのはベッツ自身のバットだった。ロイヤルズ先発、ダフィーは7回途中まで投げておりベッツとはこの日、4回目の対決となった。このまま負ける訳にはいかなったが、カウント1-2から4球目のツーシームをバックスタンドへと運ばれベッツに3被弾という苦い試合となった。このベッツの3本塁打の活躍もありレッドソックスは5対4と接戦を制し、ベッツ本人は26歳になる前に通算4度目の1試合3本塁打を記録した球界初の選手となった。

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