バルセロナが獲得を検討すべき5名のウインガー

『Sportskeeda』は30日、「バルセロナが来季獲得することを考えるべき5名のウインガー」という記事を掲載した。

今季リーガ・エスパニョーラで優勝を果たしたものの、チャンピオンズリーグではやや不満の残る結末を迎えたバルセロナ。

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エルネスト・バルベルデ監督にも一部のファンからは批判が相次いでおり、解任の噂もあるという複雑な状況だ。

さらにイニエスタの退団は決定しており、アンドレ・ゴメスらの去就も不透明。そのため夏にはいくつかの補強が行われると考えられている。

バルセロナが獲得を考えるべき5名のウインガーとは?

5:リシャルリソン(ワトフォード)

今季フルミネンセからプレミアリーグへやってきたリシャルリソン。適切なコーチングと環境があれば、より多くの成果を挙げられることを示した。

マルコ・シウヴァ監督の下で、シーズン前半には素晴らしいプレーを見せた。スピード、強さ、そして技能。

他のチームメイトと同様に、シーズンが進むごとに調子を落とし、この15試合では全くゴールに絡んでいない。

ワトフォードの不確実性を考えれば、リシャルリソンはバルセロナのような場所ではさらにうまく行くだろう…と思えるに十分な才能を見せている。その結果だけを見て厳しく判断するべきではない。

彼のスピード、どちらのサイドでも活躍できる能力は、バルベルデ監督には戦術的応用性を、メッシやコウチーニョには攻撃面での連携をもたらす。

額についてははっきりしないが、4000万ポンド(およそ60.87億円)も出せば獲得できるはずだ。

4:ゴンサロ・ゲデス(バレンシア ※PSGからのローン)

長い間、スペインの隣人であるポルトガルは、良質なウイングを輩出してきた。ルイス・フィーゴ、シモン・サブローサ、リカルド・クアレスマらがカンプ・ノウの芝を踏んだ。

新たなポルトガル産の翼は、バレンシアで大ブレイクしたゲデスだ。彼ならばバルセロナに間違いなくフィットするだろう。

ベンフィカのアカデミーが育てた彼は、リーガで水を得た魚のようにプレーしている。PSGで出番を得られなかった男が。

爆発的なスピード、そして熟練者すらも羨むような知性。さらに両サイドやトップ下で影響力を出せる技術。

バレンシアのオーナーであるピーター・リムは、彼を買い取るために真剣な努力をしていると言われるが、バルセロナが本気を出せば変わってくるだろう。

PSGはネイマールとエンバッペを買ったことでファイナンシャル・フェアプレー制度に引っかかりそうだ。バルサとの関係が悪いとはいえ、彼らも背に腹は替えられまい。

3:イニャキ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)

数年前に有望なティーンエイジャーとしてサッカー界に現れて以来、偉大なプレーを見せてきた。バルセロナが求めるクオリティにも達したと思える。

スペインU-21代表のアタッカーは、ユヴェントスやリヴァプール、ナポリなどのレーダーにも引っかかっており、今夏のマーケットでは注目される。

強さ、速さ、それに成熟度も加わってきた。さらに多くの伸びしろを持つが、すでに今季の公式戦で7ゴール5アシストを記録してきた。

まるでクリスティアーノ・ロナウドのような資質もある。カンプ・ノウで戦うことで、世界的なアタッカーに成長する可能性があるだろう。

彼を獲得することができれば、バルセロナは最前線のどこにでも使えるウイングを手に入れ、メッシやスアレス、コウチーニョとともにうまく働かせられるだろう。

2:ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)

スペインサッカー界の最も輝かしいライジングスター。オヤルサバルは今季のリーガで間違いなくベストプレーヤーの一人だ。

21歳のアタッカーは、スペインの新たなレフトウイングだ。スピードがあり、得点を奪える本能を持っている。ペドロ・ムニティスやジョゼ・アマビスカのようだ。

また、彼の大きな強みの一つがクロスの技術だ。バルセロナは今後より厳しい戦いを余儀なくされるし、タイトな試合ではそれが生きるだろう。

彼は今季大きく成長してきたし、よりダイレクトなプレーができている。スピードは一番ではないが、常に試合を読み、味方のために走っている。

バルセロナにとってはそれは素晴らしい資質になる。サイドでも使えるし、メッシのターンオーバーとしても役に立つだろう。

1:レオン・ベイリー(レヴァークーゼン)

来季必要なタレントは、ボックス内を切り刻める若手選手だ。ベイリーは今季限りでレヴァークーゼンを退団することがほぼ確実である。

どちらのサイドもこなし、スピードがあり、技術が高いドリブラーだ。背は高くはないが、それ以上の強みを持っている。

今季はクラブをチャンピオンズリーグ出場権獲得に導くため、ゴールとアシストを多く決め、重要な役割を担った。

偽9番でプレーできる資質もあり、若いレヴァークーゼンの攻撃陣の中でも傑出した存在感があった。

彼の輝きは、バルセロナにとって大きな利益になるだろう。そのスピード、シュート技術、改善されてきたクロスは、メッシやスアレス、アルカセルにないクリエイティビティだ。

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