ここまで準々決勝ユヴェントス、準決勝バイエルン戦と苦しみながらもチャンピオンズリーグ決勝に駒を進めた王者レアル・マドリード。連覇しているので当然だが、これでレアルは一昨季から3シーズン続けてチャンピオンズリーグの決勝に進んだことになる。これはチャンピオンズリーグという名称になってからは初めてのことだ。
そのことからスペイン『MARCA』は、今のレアルを第2の黄金期と呼んでいいのではないかと主張している。レアルの黄金期といえば、1955-56シーズンから当時のチャンピオンズカップを5連覇した最強時代があった。アルフレッド・ディ・ステファノ氏やフェレンツ・プスカシュ氏などレジェンドがズラリと揃ったチームを止められる存在はなく、レアルが欧州を支配した時だった。
現在のレアルも過去の記録を次々と破っていくクリスティアーノ・ロナウドを中心に、ワールドクラスの選手が揃う。2013-14シーズンからの5シーズンでは4度決勝に駒を進めたことになり、今季の決勝でもリヴァプールを破って優勝するならば黄金期と呼んでも違和感はないだろう。
連覇できるチームが現れないことがチャンピオンズリーグの競争力の高さや難しさを象徴する要素の1つだったのだが、レアルはその時代に3連覇を実現しようとしている。
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