3日にUEFAヨーロッパリーグの準決勝(2ndレグ)が行われ、アーセナルがアトレティコ・マドリードに0-1で敗れた。2戦合計スコアが1-2となり、アーセナルの敗退が決定している。
同クラブを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は試合後に行われたインタビューで、MFメスト・エジルのパフォーマンスを批判したマーティン・キーオン氏(元アーセナル)について言及。「(エジルの出来は)アーセナルのユニフォームを着るに値しないものだった」、「彼は全力を尽くしていない」などの意見を口にしたキーオン氏に対し、嫌悪感を示した。『INDEPENDENT.IE』や英『Football.London』が伝えている。
「彼(キーオン氏)の意見には同意できない。我々にとって今日のゲームは難しいものだった。高いインテンシティが求められるものだったからね。(その中でも奮闘した)エジルのパフォーマンスを見てもらえれば、誰からも批判されるべきではないことが分かるはずだ」
2ndレグに出場した両軍のフィールドプレイヤーの中で、3番目に多いパス成功数(57本)を記録したエジル。また、タックル数においても両軍のフィールドプレイヤーの中でトップの数値(4回)を叩き出すなど、攻守両面で奮闘していたことが窺える。エジルが同試合で得点やアシストを記録できなかったことは確かだが、彼ひとりを殊更批判するのは酷と言えるだろう。
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