アマチュアでプレイしていた時期から6年。チャンピオンズリーグ決勝にまで駒を進めた驚きのストーリーを本人はどう感じているのだろうか。
2017年の冬にハル・シティからリヴァプールへ加入したDFアンドリュー・ロバートソンは、2013年までスコットランドのアマチュアクラブであるクイーンズパークFCでプレイしており、ユース時代には背が小さいとの理由でセルティックから弾かれたこともあった苦労人だ。
2012年にはお金がないことを自身のTwitterで嘆いていたようなのだが、そんな選手がリヴァプールの左サイドバックとしてチャンピオンズリーグ決勝に挑もうとしている。英『Daily Mail』も驚きの出世劇を取り上げており、Twitterで嘆いていた6年後に決勝を戦うためキエフへ向かうなど誰も予想できなかっただろう。
ロバートソンはクイーンズパークFCからダンディー・ユナイテッド、ハル・シティと1シーズンごとに順調にステップアップし、ハル・シティで3シーズンを過ごしてからリヴァプールに移籍した。こんなにも早くトップクラブに加入できたことを考えると、やはりポテンシャルは高かったのだろう。縦へのスピードに加えてクロスの質も高く、今や不動の左サイドバックだ。
アマチュアクラブでプレイしていた選手と言えばレスター・シティFWジェイミー・バーディの大ブレイクが大きな話題となったが、ロバートソンもバーディと同じくスピードを持った選手だ。身体能力の高さが1つのアドバンテージになったのは間違いない。
このままチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げてしまえば映画になりそうなストーリーだが、ロバートソンは6年前なら想像もつかなかったレアル・マドリード相手にどんなパフォーマンスを見せるのか。
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