W杯出場6か国のadidas「プレマッチ・ジャージ」をまとめて見る

W杯が間近に迫り出場各国のユニフォームが続々発表されているが、同時にトレーニングウェアなどのチームウェアも発表されている。

近年ではユニフォームと同等か、あるいはそれ以上に人気を博すこともあるチームウェア。ここではadidasから、選手が試合前に着用するプレマッチ・ジャージをピックアップしてみたい。

これは3月のインターナショナルマッチ・ウィークでのドイツ代表の試合前の様子。まだ寒い時期だったので、選手によっては長袖（プレマッチ・ウォームトップ）を着ているが、このような感じで使われる。

また一般販売のレプリカ品とは異なり、選手用にはスポンサーロゴを掲出するチームも多い。例えばドイツ代表の場合は、以前から自動車メーカー「Mercedes-Benz」のロゴをプリントしている。ちょっとマニアックな視点だが、そういった点に注意して見てみるのも面白い。

今回はリリース済みの6か国のプレマッチ・ジャージを紹介しよう。まずは今回のW杯開催国のロシア代表から！

Russia 2018 adidas Home Pre-Match Jersey

カラー：レッド／パワーブルー　品番：CF1555

ユニフォームのホームと同じくレッドを基調としたシャツで、ストライプにはアウェイカラーのブルーを充てている。

ロシア代表といえば、国章をベースにしたエンブレムが印象的。この重厚な雰囲気に魅かれるユニフォームファンも多い。

カラー：ナイトブルーF13／ジャパンレッド　品番：CF1547

ホームユニフォームのブルーを基調に、日の丸カラーをストライプに配している。純粋な国旗カラーではないが日本的な配色といえる。

賛否が分かれる新エンブレム。より現代的にアップデートしたデザインだが、やや力強さに欠ける印象だ。

カラー：カレッジエイトグリーン／ブラック　品番：CF1553

ホームユニフォームと同じくグリーンを基調に、ストライプにブラックを充てている。

グリーンとブラックの組み合わせは、メキシコ代表では度々採用される人気の鉄板カラー。

カラー：ホワイト／ブラック　品番：CE6632

ホームユニフォームと同じホワイト／ブラックのコンビネーション。「着やすい色」という点において、ドイツ代表のチームウェアは人気が高い。

国章の鷲を描いたドイツ代表エンブレムは人気が高い。4個の星はW杯の優勝回数を表すが、5個目の星が付くことになるのだろうか。

カラー：クリアブルー／ブラック　品番：CF1546

アルゼンチン代表はホームユニフォームのブルーと、アウェイユニフォームのブラックというコンビネーション。

アルゼンチン代表エンブレムは、多少のマイナーチェンジはあってもベースのデザインと色は変わらない。必ず「ゴールドに国旗カラーのストライプ」だ。

カラー：ボルドピンク／カレッジエイトネイビー　品番：CF1543

今回紹介したプレマッチ・ジャージの中で唯一ホームユニフォームと無関係の色を使っているのが、このコロンビア代表だ。

どちらかというとGKユニフォームに近いカラーだが、往年の名（迷？）GKレネ・イギータも、ピンクを散りばめた個性的なユニフォームを着ていたことを思い出す。

なおadidasと契約する出場国でも、スペイン代表やベルギー代表などは現時点でプレマッチ・ジャージのリリースがないが、可能な限り発表され次第に追加で掲載したい。