茶の製造、販売を手掛ける前田園(前田茂社長)は4日、長崎市片淵4丁目の本社敷地内にある茶畑に、親子連れや同社社員ら約60人を招き、新茶の初摘み体験をした。
同社は、茶を通した食育を目的に、6年前から八十八夜(今年は5月2日)前後に開催。約2千平方メートルの茶畑で「おくみどり」や「べにふうき」など5品種を栽培している。今年は寒暖のバランスがよく、茶葉の成育は良好という。
参加者は、若葉の香りが広がる茶畑で、真剣な表情で丁寧に新芽を摘み取り、かごに入れた。父親と訪れた長与町立高田小6年の小疇理央さん(11)は「芋掘りや稲刈りはしたことがあるけど、茶摘みは初めて。お茶の自由研究をやってみたい」と話した。
若葉の香りに包まれ茶摘み 長崎・前田園
- Published
- 2018/05/05 00:07 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 15:01 (JST)
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