のど越しつるりと流しそうめん堪能 南島原で野外イベント

 長崎県南島原市有家町のありえ俵石自然運動公園で4月29日、野外イベント「自然と遊ぼう2018」があり、竹でできた全長約100メートルのといに流したそうめんを、親子連れや帰省客らが楽しんだ。
 地元の町おこし団体「寄手見遊会(よってみゆうかい)」(山口忠宗会長)などでつくる実行委が1989年からほぼ毎年、ゴールデンウイーク(GW)に開催。町特産の手延べそうめん90キロ約1800食分が次々と流れてくると、待ち構えた人たちが次々とすくい上げ、つるりとしたのど越しを味わった。
 両親や弟たちと5人で訪れた市立有家小2年の山田ほたるさん(7)は「大勢で一斉に食べるそうめん流しは面白い。芝生の広場で思いきり走って遊べ、楽しかった」と笑顔で話した。

100㍍のそうめん流しを楽しむ子どもたち=南島原市、ありえ俵石自然運動公園

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