島原半島の恵みたっぷり きょうまでジオ・マルシェ

 食の祭典「島原半島ジオ・マルシェ」(島原半島観光連盟主催)が4日、長崎県島原市平成町の雲仙岳災害記念館前広場で始まった。先月、同記念館がリニューアルオープンしたこともあり、県内外から家族連れなどでにぎわった。5日まで。
 同連盟によると、ジオ・マルシェは、島原半島の大地の恵みを多くの人に知ってもらおうと、2013年から開催。昨年から春と秋の年2回開いている。
 会場には製麺、無農薬野菜、焼き鳥、唐揚げ、染め物、農産加工品、キノコ、かんざらしなど、島原半島の業者約40店舗が出店。来場者はお目当ての商品を買い求め、テーブル席でおいしそうに味わっていた。
 熊本市から家族4人で訪れたという藤本いづみさん(42)は、出来たてのピザを手に「島原は初めて。雲仙岳災害記念館を目的にきたが、おいしそうな物がたくさん並び、とても楽しい」と笑顔で話した。

初日から多くの人でにぎわった「島原半島ジオ・マルシェ」=島原市、雲仙岳災害記念館前広場

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