リヴァプールは近年プレミアリーグでこそタイトル獲得がないが、2004-05シーズンにはチャンピオンズリーグを制覇している。決勝のミラン戦で3点差を追いついたのは伝説となっており、今季リヴァプールはその時以来となるチャンピオンズリーグ制覇を目指してレアル・マドリードに挑むことになる。
では、当時のリヴァプールと現在のリヴァプールではどちらの方が豪華な選手層を抱えているのだろうか。英『Daily Mirror』は当時のメンバーと比較しているが、当時はGKにイェルジー・デュデク、最終ラインは右からスティーブ・フィナン、ジェイミー・キャラガー、サミ・ヒーピア、ジミ・トラオレ、中盤にはシャビ・アロンソ、スティーブン・ジェラード、ヨン・アルネ・リーセ、ルイス・ガルシア、ハリー・キューウェルが入り、最前線はミラン・バロシュだ。
このうち同メディアが現メンバーより上と判断したのは、デュデク、フィナン、キャラガー、ジェラードの4名だ。現在右サイドバックを務めるのは若いトレント・アレクサンダー・アーノルドで、経験値の面でフィナンの方が上と判断されている。またデヤン・ロヴレンに不安があるセンターバックでも、キャラガーの方が何枚も上手との評価だ。ヒーピアとフィルジル・ファン・ダイクでは、ファン・ダイクの方が上となっている。
ジェラードについては説明不要で、同選手ほど重要な存在はいない。中盤の底からゲームを組み立てたシャビ・アロンソもかなりの名手だが、同メディアは今のジョーダン・ヘンダーソンもチームに欠かせない存在と見ており、ここは差がつけられないとの評価だ。
一方で前線は現メンバーの方が強力で、得点数で見てもサラー、マネ、フィルミーノの3トップに敵う者は当時のメンバーにいない。トータルで見ると当時より現在の方がメンバーの質は高いようにも感じられるが、ユルゲン・クロップ率いるチームは絶対王者レアルを撃破できるのか。
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