一番札へ 元気いっぱい 長崎・諏訪神社 「長坂のぼり」に500人

 一番札を争い、石段を駆け上がる「長坂のぼり大会」が5日、長崎市上西山町の諏訪神社であり、ゴールを目指して元気いっぱいに走る子どもたちの姿に会場が沸いた。
 「長坂のぼり会諏訪神社青少年育成協議会」(山口雄介会長)が毎年開催し20回目。0歳児から小学6年生まで計500人が年齢や学年別に競った。幼児は保護者に手を引かれたり抱かれたりしながら参加。ゴール直前で泣きだす子や足を止める子もおり、保護者らは名前を呼ぶなどして声援を送った。 
 小学6年女子で一番札を手にした同市立上長崎小6年の藤元眞埜子(まやね)さん(11)は小学校入学前から大会に参加し、6回目のトップ。「うれしい。タイムを計って練習した。最後も勝てて良かった」と、ほっとした表情を見せた。

元気いっぱいに長坂を駆け上がる子どもたち=長崎市、諏訪神社

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