いったいスペイン勢の支配はどこまで続くのか。今季もチャンピオンズリーグの決勝にはレアル・マドリードが、そしてヨーロッパリーグではアトレティコ・マドリードが決勝へ駒を進めた。まだ両チームが優勝すると決まったわけではないが、ここ10年の成績を振り返るとスペイン勢の実力は恐ろしいものがある。
スペイン『MARCA』は「欧州はスペインのものだ」と取り上げているが、2008-09シーズン以降スペイン勢は欧州カップ戦で優勝を繰り返している。2008-09シーズンはチャンピオンズリーグをバルセロナが制し、チャンピオンズリーグ優勝チームとヨーロッパリーグ優勝チームが対戦するUEFAスーパーカップでもバルセロナがシャフタール・ドネツクを下している。
2009-10シーズンはヨーロッパリーグとUEFAスーパーカップをアトレティコが、2010-11シーズンはチャンピオンズリーグとUEFAスーパーカップをバルセロナ、2011-12シーズンはヨーロッパリーグとスーパーカップをアトレティコ、2013-14シーズンはチャンピオンズリーグをレアル、ヨーロッパリーグをセビージャ、スーパーカップはレアルが制した。
2014-15シーズンはチャンピオンズリーグをバルセロナ、ヨーロッパリーグをセビージャ、スーパーカップはバルセロナ。2015-16シーズンはチャンピオンズリーグをレアル、ヨーロッパリーグをセビージャ、スーパーカップをレアル。2016-17シーズンはチャンピオンズリーグとスーパーカップをレアルが制している。
何も獲得できなかったシーズンは2012-13シーズンだけなのだ。これは完全なるスペインの支配と言っていいだろう。同メディアは今季もUEFAスーパーカップのカードがマドリード・ダービーになることを期待しており、他国はこの快進撃を止められないでいる。
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