『Sportskeeda』は23日、「アーセナルがペトル・チェフの後釜として獲るかもしれない5名のゴールキーパー」という記事を掲載した。
長くプレミアリーグでも屈指のキーパーとして知られてきたペトル・チェフであるが、今季はやや衰えが目立つシーズンとなった。
アーセナルは今夏のマーケットで彼の後釜となるゴールキーパーを獲得すると考えられており、大物選手の引き入れも期待されている。
噂になっているなかで、チェフのあとを任せられるであろうゴールキーパー5名とは?
ティモ・ホルン(ケルン)
比較的新しい名前ではあるが、ティモ・ホルンはケルンで数年間印象的なプレーを見せている。クラブの状況がアレであるにもかかわらず。
24歳のケルン育ち。2014年にブンデスリーガでデビューし、いきなり5試合で1失点しか許さなかった。2016年は投票によるチームの年間MVPにも選ばれた。
2部でのプレーで立場を確固たるものにし、2年間で27回のクリーンシートを達成。大柄な体格を持ち、その反射神経は言及するに値する。
彼自身はケルン残留を希望していると言われるが、今季降格してしまったため、アーセナルにとっては獲得可能なターゲットの一人になるはずだ。
ペーテル・グラーチ(RBライプツィヒ)
ライプツィヒの成り上がりは奇跡的なものだった。2009年に設立され、わずか7年でドイツのトップリーグで上位を争うチームになった。
それを助けた主要な選手の一人が、ゴールキーパーのペーテル・グラーチだった。2015年にレッドブル・ザルツブルクから引き入れられ、主力になった。
リヴァプールではプロデビューできず、ローンで修行も経験した。しかしこのハンガリー人は、今やアーセナルやチェルシーのターゲットになっている。
ライプツィヒでほぼ100試合に出場しており、2015年以降ハンガリー代表でも守護神になっている。スピードがあり、キャッチングにも熟練が感じられる。
ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリー)
オブラクは日に日に評価を上げつつあるGKだ。大きな舞台で自分自身を証明し続けている。
このスロベニア人はアトレティコ・マドリーで3年間ファーストキーパーとなっており、世界最高クラスのGKとして広く評価されている。
ディエゴ・シメオネ監督の強固なディフェンス、さらに経験豊かな最終ラインに助けられたところはあるにせよ、オブラクが最善を尽くして守らねばならない時も多かった。
25歳であるがもう150試合以上の出場経験があり、そのうちクリーンシートは90試合。許したゴールは95回だけだ。
アーセナルにとっては「夢のターゲット」にはなるだろうが、実現可能性はゼロではないだろう。
ベルント・レーノ(レヴァークーゼン)
レヴァークーゼンのレーノは、ゆっくりと名前を知らしめてきた選手だ。ドイツで結果を残すことによって。
マヌエル・ノイアーが怪我をしてからというもの、彼はテア・シュテーゲンとドイツ代表で激しいポジション争いを繰り広げている。
今季は間違いなくレーノの最高のシーズンだが、これまで300試合以上に出場してきた選手だ。まだ26歳であることを考えれば、その経験は恐ろしいほど。
今季は35試合で11回のクリーンシートを達成。素晴らしいポジショニングと読みの良さが目立っている。
アーセナルなど多くのクラブと接触があるという。もし獲得できれば、賢い選択になるはずだ。
ジャック・バットランド(ストーク)
ジャック・バットランドは、ペトル・チェフの理想的な置き換え候補になるだろう。彼はすでにプレミアリーグで証明されているからだ。
ストークはまだ降格の可能性がある。市場価値も高まっておらず、バットランドはお買い得な選択肢になるかもしれない。
バーミンガムのアカデミーで育った彼は、2013年にストークへ。ローンでの修行も経験したが、2015-16シーズンにはレギュラーを獲得し、リーグでも最高レベルの選手として評価されるようになった。
ストークでは83試合に出場し、イングランド代表でもロシアW杯に招集されるはずだ。機敏で優れたショットストッパーは、プレミアの状況に慣れている。
しかもまだ彼は25歳であり、伸びしろもある。最高のバットランドはまだ見られていないのだ。