読売新聞が報じたところによると、2020年東京オリンピックの素案が判明し、大会の前半に行われる予定だったレスリングは後半実施に変更されることになるという。大会組織委員会が詳細を詰め、７月に最終決定する方針とのこと。
レスリングは当初、開会式の翌々日の7月26日（日）～8月４日（火）に休日をはさんで予定されていた。しかし、大会の前半に柔道、体操、水泳など金メダルが量産される競技が集まっており、テレビ局関係者から「大会の後半が尻つぼみになりかねない」との懸念が出されたという。
そこで、2012年ロンドン大会、2016年リオデジャネイロ大会の２大会連続で最多の金メダル数を獲得したレスリングの日程を移動させ、８月2日（日）～８日（土）実施となる見込み。閉会式は９日（日）。
例年7月末から８月初めに開幕するインターハイは、オリンピックと重ならないように10日（月）からスタート。レスリング競技は群馬・館林市で実施されることが決まっている（全国高校生グレコローマン選手権の開催時期は未定）。
プロ野球はオリンピック期間中は公式戦がない予定で、甲子園球場での全国高校野球大会も10日（月）が開幕。期間中はオリンピック一色になりそうだ。
