大山豆腐で創作料理 5月12日からイベント

 大山(伊勢原市)の豆腐を使った創作料理を楽しむイベント「大山とうふ味めぐりキャンペーン」が5月12日から大山地区で始まる。小田急電鉄の主催で5回目。従来は3月に開催してきたが、今年は観光客が増える新緑の季節に時期を移した。

 こま参道沿いの宿坊や料理店は歴史がある分、「敷居が高い」と感じて敬遠する観光客も少なくないという。このため、創作料理を1食500円(税込み)で販売することで、若い世代に気軽に立ち寄るきっかけにしてもらおうと企画した。

 11店が参加し、豆腐を練り込んだパンケーキや豆乳パスタ、油揚げ入りのカレーなど各店が2種類ずつ合計22種類の創作料理を用意した。宿坊兼食堂「元瀧」は豆乳鍋とレアチーズ風とうふケーキを提供。代表の武雅幸さん(50)は「毎年、楽しみに来てくれる20~30代の若いお客さんが増えてきた」と話す。

 イベントは6月3日まで。午前11時~午後3時(土日は同4時)。期間中、2品以上を注文し、さらにアンケートに答えると小型のこま「オリジナルひねりこま」がプレゼントされる(先着600個)。

 問い合わせは、キャンペーン事務局電話03(3496)0641(4月28日~6月3日)。

創作料理をアピールするキャンペーンの参加者=伊勢原市役所

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