トップ4入りへ負けられないチェルシーは、6日にホームでリヴァプールと対戦した。リヴァプールは右サイドバックにナサニエル・クライン、さらに中盤ではジョーダン・ヘンダーソンではなくジョルジニオ・ワイナルドゥムが先発したが、それ以外はチャンピオンズリーグと同じベストメンバーで臨んだ。
試合は序盤からリヴァプールがボールを保持する展開となったが、効果的に相手ゴールへ攻め込むことができていたのはチェルシーの方だ。シュート数ではリヴァプールを上回る12本を放っており、右サイドのヴィクター・モーゼスの攻め上がりなどを軸にリヴァプールゴールを襲う。
試合が動いたのは32分。そのモーゼスがクロスを上げると、中で待っていたのはFWオリヴィエ・ジルーだ。得意の頭で合わせたボールがファーのネットを揺らし、チェルシーが先制に成功する。
後半にはリヴァプールもFWドミニク・ソランケを投入するなど攻撃の枚数を増やしたが、守備を固めるチェルシーを崩すことはできず。1‐0でチェルシーが勝利した。
これによってトップ4争いは大混戦となり、今節4位トッテナムがWBAに敗れたため5位チェルシーとトッテナムの勝ち点差は2、3位リヴァプールとは3差となった。しかもリヴァプールはブライトン戦を残すのみだが、チェルシーとトッテナムは残り2試合だ。勝ち点差をひっくり返すことは十分に可能だ。チェルシーはハダーズフィールド・タウンとニューカッスル、トッテナムはニューカッスルとレスター・シティ戦が控えている。ここへきてトップ4争いは大混戦となっている。
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