高良、リサイクル通じベガルタ仙台支援 ホームゲームの資源物買取り費を寄付

 資源リサイクル企業の高良(本社・福島県南相馬市、社長・高橋隆助氏)はこのほど、サッカーJ1・ベガルタ仙台の支援活動の一環として、昨シーズンのホームゲーム開催時に回収した資源物の買取り代金を選手強化育成費としてチームに寄付した。

 この活動はベガルタ仙台の前身となるブランメル仙台で活躍した根子達也氏が、同社に在職している縁で5年前から始めたもの。昨年のシーズンはホームゲーム22試合の開催中に売店やサポーターから排出される紙類やアルミ・スチール缶、ペットボトルなどをはじめ、スタジアム内で実施した資源回収イベント「古紙・古着でベガルタ仙台を強くしよう」を通じ、サポーターから持ち込まれた古紙や古着などを回収。さらに同社エコパートナー11社やベガルタによる回収分などを合わせ361トン・78万円余相当を買い取った。

 第5節のホームゲーム開始前に行われた贈呈式では、1万3千人余のサポーターが見守る中、高橋社長からベガルタ仙台の西川善久社長に寄付金が手渡された。

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