今年の大型連休は、暖かい空気に覆われた影響で、東日本を中心に気温が平年より高くなった。きのう6日までの10日間平均気温は、千葉市20.3℃(平年差+3.6℃)、東京都心で20.1℃(平年差+3.4℃)などとなっている。
北日本では、北海道で11日(金)頃まで寒気の影響で気温が平年より低く、かなり低い所もある見込み。東北でも8日(火)~10日(木)頃にかけては、冷たい空気が流れ込む東北太平洋側を中心に気温がかなり低い所がありそうだ。ただし、その後は気温が高くなり、12日(土)頃からの1週間ほどは、平年よりかなり高くなる見通し。
また、東~西日本でも、9日(水)~10日(木)頃は上空の寒気の影響で、気温が平年より低くなる地域もあるが、その後は気温が高くなる予想だ。特に、12日(土)頃から(九州南部・奄美は13日(日)頃から)1週間ほどは、平年よりかなり高くなる見通しだ。このため、気象庁は沖縄を除く地域に「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。