セールが12奪三振で3勝目 Rソックス早くも25勝到達

【レッドソックス6-1レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

メジャー有数の三振奪取能力を誇るクリス・セール(レッドソックス)がようやく本領発揮だ。開幕からの7先発で2ケタ奪三振がわずか1度と物足りないピッチングが続いていたセールだが、決め球であるスライダーの修正に成功し、日本時間5月7日のレンジャーズ戦では今季最多の12奪三振をマーク。レンジャーズ打線を4安打、ライアン・ルアの2号ソロによる1点だけに抑える好投を披露し、今季3勝目をマークした。開幕からハイペースで白星を積み重ねるレッドソックスは、この勝利により今季両リーグ最速で25勝に到達した。

セールを援護したいレッドソックス打線は昨季のチームメイトであるダグ・フィスターに襲い掛かり、初回にミッチ・モアランドのタイムリー二塁打で先制。3回表にはザンダー・ボガーツがタイムリー、6回表にはサンディ・レオンが1号スリーラン、7回表にはJ.D.マルティネスが8号ソロを放ち、7回途中6失点でフィスターをノックアウトした。投打が噛み合い快勝したレッドソックスは、レンジャーズ4連戦を3勝1敗で勝ち越し。日本時間5月9日からは敵地でのヤンキース3連戦を迎える。ヤンキースは直近16試合で15勝という快進撃を続けており、レッドソックスとの差はわずか1ゲーム。宿命のライバルによる3連戦は、シーズン序盤の山場の一つとなりそうだ。

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