チェルシーは6日、プレミアリーグ第37節でリヴァプールをホームのスタンフォード・ブリッジへ迎え入れ、1-0の勝利を収めた。この結果、2試合を残して(第35節が延期されていたため)4位トッテナムとの勝ち点差を「2」に、1試合消化の多い3位リヴァプールとの差を「3」に縮め、来季のチャンピオンズリーグ出場の望みをつないだ。
試合後、インタビューに応じたチェルシーのアントニオ・コンテ監督は「選手たちは本当に良いプレイをした。勝利が必須の試合でプレイするのは、決して簡単なことではない。緊張するのが普通だし、CL決勝進出を決めたばかりのリヴァプールが相手だったしね。CLの出場権獲得へ向けて、強い思いを見せてくれたよ」とコメント。クラブの公式サイトが伝えている。
さらに「1ヶ月前はCL出場圏内でシーズンを終えることを、想像することすらできなかった。しかし、今は希望がある。我々はここ毎試合で勝ち点3ポイントを勝ち取り、他のチームはポイントを落としてきたからね。我々の未来は自分たちの手の中にはないが、だからこそ我々は他のチームにプレッシャーをかけていきたいね」と今後の意気込みを明かした。
はたしてコンテ監督率いるチェルシーは、逆転でプレミアリーグのトップ4入りを果たし、来季のCL出場権を獲得することができるのか。9日にハダーズフィールドとホームで、13日にニューカッスルとアウェイで対戦する予定となっている。