トリッグス快投 アスレチックス今季最多タイの貯金2

【オリオールズ1-2アスレチックス】@オークランド・コロシアム

キレのあるスライダーと威力のあるツーシームを武器に、アンドリュー・トリッグス(アスレチックス)が見事なピッチングを披露した。2回表にペドロ・アルバレスに7号ソロを浴びてオリオールズに先制を許したものの、その後に許した走者は4回表に先頭打者としてヒットを放ったジェイス・ピーターソンだけ。6回表に三者連続三振を記録するなど、7回96球を投げてヒットを2本、与四球をゼロに抑えた一方、自己最多タイの9三振を奪って1失点の好投でチームを勝利に導いた。アスレチックスがオリオールズをスイープするのは2011年以来7年ぶり。貯金は今季最多タイの2となった。

7回1失点の好投を披露したトリッグスは「比較的スムーズに投げることができた。バックが好守で盛り立ててくれたし、投げたいところに投げることができたと思う。走者をほとんど出さなかったから楽に投げられたね」と自身のピッチングを振り返った。トリッグスは2回表に先制弾を浴びたが、アスレチックス打線は4回裏にマット・オルソンのタイムリー二塁打などで2点を奪って逆転に成功。8回以降はルー・トレビーノ、ブレイク・トライネンとつなぎ、1点リードを守り抜いた。なお、アスレチックスは今回のオリオールズ3連戦で40奪三振をマークしたが、これはオークランド移転後では球団史上最多の数字である。3試合で5失点と投手陣の頑張りが目立った3連戦となった。

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