札幌Dの新たなフォトスポットに? 中田&西川の巨大ボブルヘッド人形登場

日本ハム・中田翔と西川遥輝の巨大ボブルヘッド人形【写真:(C)H.N.F】

高さ180センチ&重さ70キロ、カードごとに移動予定

 北海道日本ハムの本拠地・札幌ドームに新たなフォトスポットが登場した。2日の楽天戦から場内に展示されたのは、2体の巨大ボブルヘッド人形。来場したファンが足を止め、撮影のための列を作っていた。

 モデルとなったのは、中田翔内野手と西川遥輝外野手の2選手だ。

 高さ180センチ、重さは70キロ。中田は打点を挙げてコブシを突き上げる姿、西川は盗塁を決めた姿がモデルとなっている。台座にはキャスターがついており、移動することもできる。“お披露目”初戦は中田がチケット売り場、西川は入場ゲート内で展示された。

 これらのボブルヘッド人形は、カードごとに移動させるという。どこに出没するかは当日のお楽しみ、というわけだ。球団関係者は「いろいろなところで展示しますので、ぜひ探し出して撮影してください」と話す。

日本ハム・西川遥輝の巨大ボブルヘッド人形の撮影に並ぶファンたち【写真:(C)H.N.F】

対面した両選手はまんざらでもない様子、中田は「使わなくなったら家に飾る」

 自らの“分身”と対面した両選手は、ともに頬を緩ませていた。西川は「似てる」とニヤリ。中田は「ハルキは似てるよね。でも、オレのはどうなの?」と苦笑いしながらも、まんざらでもない様子で「球場で使わなくなったら家に飾るから」と早くも入手を予約したほどだった。

 ボブルヘッドだけに愛嬌のある作りになっているとはいえ、革手袋やスパイクはメーカーロゴや配色など、実際に使っているものを忠実に再現している。事故防止のため本体に触れることはできないが、隣に立っての“ツーショット”撮影は可能だ。

 今後、新たな選手がラインナップに加わることも考えられる。シーズンを通じて展示する予定となっており、札幌ドーム内の名所となりそうだ。

(鳥越規央 / Norio Torigoe)

鳥越規央 プロフィール
統計学者/江戸川大学客員教授
「セイバーメトリクス」(※野球等において、選手データを統計学的見地から客観的に分析し、評価や戦略を立てる際に活用する分析方法)の日本での第一人者。野球の他にも、サッカー、ゴルフなどスポーツ統計学全般の研究を行なっている。また、統計学をベースに、テレビ番組の監修や、「AKB48選抜じゃんけん大会」の組み合わせ(2012年、2013年)などエンターテインメント業界でも活躍。JAPAN MENSAの会員。一般社団法人日本セイバーメトリクス協会会長。
文化放送「ライオンズナイター(Lプロ)」出演
千葉ロッテマリーンズ「データで楽しむ野球観戦」イベント開催中

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