エンゼルス・大谷が7回途中まで2失点の力投で3勝目

【エンゼルス8-2マリナーズ】@セーフコ・フィールド

日本時間4月25日以来となった今季5度目の先発登板で、大谷翔平(エンゼルス)がチームを勝利に導くピッチングを見せた。立ち上がりを三者凡退に抑えると、2回裏にはネルソン・クルーズとミッチ・ハニガーを空振り三振に斬って取るなど、速球、スライダー、スプリッターのコンビネーションが冴えわたり、6回までマリナーズ打線をシャットアウト。球数が100球に近付いてきた7回裏にライオン・ヒーリーに5号ツーランを浴び、マイク・ズニーノを歩かせたところで降板となったものの、6回0/3を投げて被安打6、奪三振6、与四球2、失点2という安定したピッチングで今季3勝目をマークした。

エンゼルスのマイク・ソーシア監督は「今日の大谷は良い球を投げていたね。しばらく登板していなかったけれど、コマンドが非常にシャープになっていた。7回は疲れていたのだろう。それ以外は本当に素晴らしかったよ」と大谷のピッチングを評価。打線はザック・コザートが4号ソロ、クリス・ヤングが2号ソロ、マイク・トラウトが12号スリーランを放つなど、6回までに6点を奪い、大谷を援護した。「思っていたよりも普通の感覚で投げられた」と久しぶりの登板を振り返った大谷の好投により、エンゼルスは敵地でのマリナーズ3連戦を2勝1敗で勝ち越し。2位・アストロズとの差を1ゲーム、3位・マリナーズとの差を1.5ゲームに広げ、ア・リーグ西部地区で単独首位に立っている。

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