きょう8日(火)は全国的に曇りや雨のスッキリしない空模様となる。
特に南西諸島や伊豆諸島では激しい雨や雷雨になる所があり、沖縄地方では梅雨入りの発表がありそうだ。
また、関東や北日本には冷たい空気が流れ込むため、気温が上がらず、肌寒い一日となる見通し。
全国的にぐずつく 沖縄はまもなく梅雨入り
南の海上に停滞する前線や低気圧の影響で、沖縄から東北にかけて曇りや雨となる。きのうは奄美地方で雨のシーズンがスタートしたが、きょうは沖縄地方でも梅雨入りの発表がありそうだ。
日中、活発な雨雲がかかるのは海上が中心となるが、南西諸島や伊豆諸島では雷を伴った激しい雨や局地的には非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要となる。
また、夜になると、東日本と西日本の太平洋側では広く雨が降り出し、沿岸部ほど雨脚が強まる見込み。日中は曇り空の所でも、お帰りの時間帯には傘が必要となりそうだ。
北日本・関東は肌寒い
気温は東海から西では22℃前後まで上がる所が多いが、関東や北日本ではあまり上がらず、肌寒くなる。北東の風によって冷たい空気が流れ込むため、きのうと比べると5℃前後低く、3月下旬から4月中旬並みの所が多くなりそうだ。
予想最高気温は東京で15℃と、半月ぶりに20℃を下回る見通し。仙台や福島でも13℃までしか上がらない見込みだ。(気象予報士・多胡 安那)