ラーメン「なんつッ亭」古谷氏 政治に意欲 国政進出視野に始動 秦野市

取材に応じる古谷氏

 (有)なんつッ亭(本社・秦野市)の代表取締役社長・古谷一郎氏(50)が国政進出を視野に政治団体を発足させたことが本紙の取材で分かった。6月、7月頃を目安にキックオフ大会を開く予定。

 古谷氏は国内外で展開するラーメン「なんつッ亭」の創業社長。本紙の取材に対して「2011年の東日本大震災をきっかけにして政治への関心が高まった」と政治活動の動機を説明する。「TPPや原発再稼働、安保法制などへの政権運営の手法に疑問を持ち、SNSでの発信を通して個人で声を出すようになった」。「政治がどんどん進むことに、なぜなのだろうという強い危機感をもった。国政進出を視野に入れ政治活動していきたい」と古谷氏。2018年4月に政治団体「秦野から未来を創る会」を発足させた。政策に「憲法に基づいた政治を取り戻す、脱原発社会の実現、年金立て直し、農業再建、秦野活性化」等を掲げている。6・7月頃に政治団体のキックオフ大会を予定。

 古谷氏は秦野市渋沢生まれ。同市在住。崎村調理師専門学校。著書に「うまいぜベイビー伝説(旭屋出版)」など。

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