ホーム最終戦で行われたヴェンゲル監督のセレモニーは感動のフィナーレでした!

今シーズン限りでアーセナルの退任が決まっているヴェンゲル監督のセレモニーが開催され、感動のフィナーレとなったようです。

プレミアリーグ第37節、アーセナルはホームでバーンリーと対戦。アーセナルで22年間指揮を執り、数々のタイトル獲得に貢献してきたヴェンゲル監督のホーム最終戦。さらにはプレミアリーグに注目が集まったのもヴェンゲル監督が披露したフットボールが魅力的だったからとも言われるほどでアーセナル、そしてプレミアリーグに多大なる貢献をしてきました。ホーム最終戦となった試合はオーバメヤンの2ゴールに始まり、ラカゼット、コラシナツ、イウォビの得点で5-0とヴェンゲル監督のホーム最終戦を圧勝で飾っています。さらにこの試合後数々の功績を残したヴェンゲル監督を称えようとセレモニーを開催し、最後は感動的なフィナーレとなりました。

メルシー・アーセン

ヴェンゲル監督がセレモニーで発した最初の言葉は、先日記念品を贈呈してくれたサー・アレックス・ファーガソン氏の体調を気遣うコメントでした。自身のセレモニーでも盟友を気遣うコメントを発するヴェンゲルは素晴らしく、人格者であることを改めて思わされました。その後はファン・サポーターに感謝の言葉を綴り、ヴェンゲル監督には大きな拍手と声援が送られていました。近年、監督が毎年のように入れ代わってしまうフットボール界においてセレモニーが行われるのは珍しい光景となってしまいました。ヴェンゲルアウト!と相次いで批判を浴びていたヴェンゲル監督でしたが、最後は盛大な愛情に包まれて送り出される姿に監督が退任する際の理想像が垣間見えました。

神の山公式ツイッター

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