4本塁打を放ったメッツが逃げ切り ようやく5月初勝利

【メッツ7-6レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

今月まだ白星がなく6連敗中のメッツは、今日から敵地グレートアメリカン・ボールパークでのレッズ3連戦を迎えた。本塁打が出やすく打者有利と言われるこの球場で、メッツ打線はマイケル・コンフォートの先頭打者本塁打を皮切りに4本塁打を放ち、5回までに7得点。この試合がメジャーデビュー戦となった先発のP.J.コンロンは4イニングを投げ切ることができず、コンロンをリリーフしたポール・シーウォルドとロバート・グセルマンも失点を重ねたが、守護神のジューリス・ファミリアが1点のリードを守り抜いて逃げ切り。メッツは今月初勝利をマークし、連敗を6で止めた。

今月初勝利をマークしたメッツのミッキー・キャラウェイ監督は「今日のような日が増えるといいね」とホッとした表情を浮かべるとともに、「ここは打者に有利な球場で本塁打が出やすい。今日は攻撃陣がよく頑張ってくれたね」と打線の頑張りを勝利の要因に挙げた。初回にコンフォートが先頭打者アーチを放ち、2点リードの3回表にはジェイ・ブルースとエイドリアン・ゴンザレスの一発で3得点。ゴンザレスは5回表にも5号ソロを放ち、2016年8月以来の1試合複数本塁打を記録した。「今日はみんなよくバットが振れていた。良い打席が多かったね」と試合を振り返ったのは先頭打者アーチを放ったコンフォート。「ああいう形で試合を始められたのは良かったよ」と自身の一発を自画自賛していた。

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