好調アダムスが7戦7発 ターナーはペトコ初戦初アーチ

【ナショナルズ8-5パドレス】@ペトコ・パーク

マット・アダムス(ナショナルズ)の勢いが止まらない。日本時間5月8日のパドレス戦に「4番・一塁」で先発出場したアダムスは、6回表にタイソン・ロスから9号ツーランを放つと、7回表にはマット・ストラームから試合を決める10号スリーラン。今月2度目となる1試合2本塁打の活躍で5打点を叩き出し、チームの勝利に大きく貢献した。対右腕用のプラトーン要員として起用されているアダムスは、左腕との対戦がほとんどなく、ストラームから放った一発が左腕からの今季初アーチ。5月に入ってからは7試合に出場して打率.400、7本塁打、13打点、OPS1.756と絶好調で、直近9試合で8勝と好調なチームを牽引する存在となっている。

また、2014年のドラフトでパドレスから1巡目(全体13位)指名を受けながら、メジャー昇格前にレイズを絡めた三角トレードでナショナルズへ放出されたトレイ・ターナーは、この日がパドレスの本拠地ペトコ・パークでのデビュー戦。ペトコ・パークに詰めかけたパドレス・ファンの前で、初回の第1打席に挨拶代わりの3号先制ソロをセンター左へ叩き込んだ。ターナーはパドレスに対して通算で.346の高打率をマーク。パドレスはターナーをドラフト指名した2014年以降、毎年のように正遊撃手が変わり、レギュラーを固定できない状況が続いており、メジャーの舞台で着実に成長を続けるターナーの活躍を見て、球団首脳は何を思っただろうか。

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