開成町広報かいせい 「子育て特集」全国4位 「あじさいちゃん」も、にんまり 南足柄市・大井町・松田町・山北町・開成町

左から渡辺寛子さん「あじさいちゃん」村上光さん

 子育て支援制度を活用する現役世代の「ママ」を特集した「広報かいせい」の2017年11月号が、全国広報コンクール広報紙町村部門で全国4位にあたる「入選3席」を受賞した。

 全国広報コンクールは、地方自治体などの広報活動向上を目的に1964(昭和39)年に始まった。全国の都道府県の審査と推薦で提出された作品を審査して、優秀団体を表彰している。開成町の全国広報コンクール入賞は1994(平成6)年以来2度目で前回は広報写真の部で入選している。

先輩ママの声

 「入選3席」を受賞した「広報かいせい」2017年11月号は、「開成町でママになる」をテーマに、企画政策課職員の渡辺寛子さんと村上光さんが中心となり特集記事の掲載を企画。1月の県コンクールで10年ぶりに最優秀賞を受賞した。

 総人口における年少人口の割合や6歳未満の子どもがいる世帯の割合が県内市町村で最も高い開成町は「子育て世帯の多い町」として子育て支援に力を入れている。

 そうした中にあっても「女性と男性の育児休業取得率に大きな差があり、子育てママの役割は大きい」とし「町のママたちから子育ての本音を調査し、制度を活用しながら子育てをしている先輩ママたちの声を紹介しながら支援制度を紹介した」としている。

 2人は「このような素晴らしい賞を頂きびっくりしています。 開成町での子育てを全国の皆さんに見てもらう良い機会になりました。 町民の皆さんのご協力で紙面ができています。 これからも皆さんに見ていただける広報紙をめざし、さらに上の賞をめざして攻めの広報づくりに励んでいきたいと思います」と話した。

 受賞した紙面は開成町役場のホームページからダウンロードできる。

 県内ではほかに平塚市がウェブサイトの市部門で入選を受賞した。

評価された特集の紙面

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