華麗に14曲聴衆を魅了 佐世保北中・高演奏会

 佐世保北中・高校吹奏楽部の第36回定期演奏会が4日、佐世保市三浦町のアルカスSASEBO大ホールであり、部員74人が息の合った演奏で観客を魅了した。
 3部構成で「マリアの七つの悲しみ」「大ラッパ供養」など計14曲を披露。昭和歌謡などを盛り込んだ「SAKITAヒットメドレー」では、美しい歌声も響かせた。西彼時津町出身のトランペット奏者、濱口勝治さん(41)とは「トランペット協奏曲」「トランペット吹きの子守歌」の2曲で共演。会場を盛り上げた。
 高校3年の田中葵部長(17)は「人数が多くてまとめるのは大変だったけど、中学、高校の6学年がそろったからこそ、この演奏ができた。たくさんの人に見に来てもらえてよかった」と充実の表情を浮かべた。

息の合った演奏を披露する佐世保北中・高校吹奏楽部=アルカスSASEBO

© 株式会社長崎新聞社