オドリッジが5回1失点の好投 ツインズ連日の快勝で5連勝

【ツインズ7-1カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

前日の試合に6対0で完勝したツインズは、日本時間5月9日の試合でも投打がガッチリと噛み合い、7対1で快勝。敵地でのカージナルス2連戦に連勝し、前カードから続く連勝を今季最長の5に伸ばした。先発のジェイク・オドリッジは初回にホゼ・マルティネスに4号先制ソロを浴びたものの、その後は立ち直り、5回2安打1失点と安定したピッチング。打線は2回表にエイレ・アドリアンザの犠牲フライで同点に追い付き、4回表にはミッチ・ガーバーのタイムリーで勝ち越しに成功。その後も順調に得点を重ね、カージナルスを突き放した。

セントルイスから30マイルほどの町・ハイランドで育ったオドリッジにとって、ブッシュ・スタジアムは「地元」のような場所である。高校時代の友人が試合を観に来ているのかと尋ねられたオドリッジは「彼らはもう働いているのだから、休みをとるのは難しいだろう。たくさんの友人が観に来ていたら疑っちゃうよ」と冗談ぽく話したが、家族や友人のためにチケットを16枚用意したという。そして、家族と友人の前で5回93球を投げ、被安打2、失点1という安定したピッチングを披露した。

打線は4回表にガーバーのタイムリーで勝ち越しに成功し、5回表にはロビー・グロスマンがリードを3点に広げる2点タイムリー二塁打。6回表にローガン・モリソンのタイムリーで4点差とすると、7回表にはエドゥアルド・エスコバーが左翼2階席に飛び込む7号ツーランを放ち、リードを6点に広げて試合を決めた。

投打が噛み合った快勝でツインズは今季最長の5連勝。2打点をマークしたグロスマンは「僕たちは全ての面で良い野球ができている」とチームの戦いぶりに手応えを感じている。「投手がしっかり投げ、打線がしっかり打ち、守備陣がしっかり守ることができている。これらは全て勝利に必要なものだからね」とグロスマン。まだ借金を2つ抱えているものの、地区首位のインディアンスとは0.5ゲーム差しかなく、現在の戦いを続けることができれば、地区首位浮上の日もそう遠くはないだろう。

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