ヴェンゲルの後は若い人で…「弟子」ジュルーが語る最適な人物とは?

『Omnisport』は7日、「元スイス代表DFヨアン・ジュルーは、アーセン・ヴェンゲル監督について話した」と報じた。

2003年にアーセナルと契約し、後にプロデビューを果たしたジュルー。2014年に退団し、その後はハンブルガーSV、アンタルヤスポルでプレーしている。

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彼は恩師であるアーセン・ヴェンゲル監督について以下のように話し、後を継ぐのはミケル・アルテタがいいのではないかと語った。

ヨアン・ジュルー 「アーセナルはあれほどまでに長い間一人の監督の下で戦ってきた。それも長い間素晴らしい仕事が為されてきた。だから難しい問題だね。

もちろん、この数年間はあまり成功はしていなかった。

それでも彼(ヴェンゲル)がもたらしたクラブのメンタリティがある。彼がやってきたことを置き換えるのは不可能だと思うよ。

僕は、これは新しい始まりだと思う。新時代の始まりだ。

新しいスタートというのは、若い人物によって始められなければならないと思う。良い哲学とマインドを持った若手で。

アッレグリはいい経験を持っている。ルイス・エンリケもそうだ。

しかしおそらく、僕ならミケル・アルテタのような男を考えるね。

なぜなら、彼はジョゼップ・グアルディオラの片腕として働いていて、良いメンタリティを持っていて、アーセナルでプレーしていたこともある。

未来は時間が教えてくれるだろう。しかし、アーセナルを率いることができる心を持った偉大なコーチはたくさんいるよ」

(ヴェンゲルとの思い出は?)

「彼と初めて会ったのは、僕がアーセナルと契約したときだ。誰でも、すぐに彼がどんな人なのか感じられると思うよ。

サッカーのことを熟知していて、非常に優しい人だ。求めている選手、その将来のポテンシャルを理解している。

彼と初めて会ったときに、自分がプロサッカー選手になったと感じた。そう言わなければならないね。

ヴェンゲルは偉大な師匠だ。偉大な監督だ。彼のやってくれたことには、常に感謝しているよ」

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