ノラが自己最多12奪三振 エース好投でフィリーズ快勝

【ジャイアンツ2-4フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

リーグを代表する好投手へ成長を遂げつつあるアーロン・ノラ(フィリーズ)が日本時間5月9日のジャイアンツ戦で見事なピッチングを見せた。あらゆる球種を抜群の制球力で巧みに使い分け、7回109球を投げて奪った空振りは26度(自己最多)。四球を1つも与えなかった一方、自己最多となる12奪三振を記録し、7回1失点の好投を披露した。打線は3本のソロ本塁打などでノラを援護し、8回以降は3投手の継投でジャイアンツの反撃を凌ぎ、4対2で勝利。地区首位のブレーブスとの0.5ゲーム差をキープした。

フィリーズは1点を先制された直後の2回裏にアーロン・アルテールの4号ソロで同点とし、3回裏にはホルヘ・アルファーロの4号ソロとオドゥベル・ヘレーラのタイムリーで2点を勝ち越し。6回裏にはカルロス・サンタナの2試合連発となる5号ソロが飛び出し、リードを3点に広げた。8回表に2番手のエドゥブレイ・ラモスが代打のパブロ・サンドバルに被弾して1点を返されたものの、ラモスからトミー・ハンター、ヘクター・ネリスと繋ぐリレーでリードを守り抜き、4対2で試合終了。フィリーズは今季20勝に到達し、ノラは5勝目、ネリスは7セーブ目をマークした。

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