高校野球春季関東大会 横浜は明秀日立と2回戦

 高校野球の春季関東大会(19日から5日間、千葉県)の出場校が8日までに出そろい、組み合わせが決まった。

 神奈川1位の横浜は2回戦から登場し、20日午前11時半から千葉県野球場で明秀学園日立(茨城2位)と対戦、1回戦から挑む神奈川2位の桐光学園は19日午後1時半から同球場で日大三(東京1位)と戦う。選抜大会ベスト4で推薦出場の東海大相模は2回戦から登場。20日午前9時からゼットエーボールパークで、花咲徳栄(埼玉2位)-専大松戸(千葉3位)の勝者とぶつかる。

 センバツ16強の明秀学園日立に挑む横浜は、今春119得点の打線がベイスターズの細川成也を兄に持つエース細川を打ち崩せるか。明秀日立は1番増田を軸とした打線も脅威。安定感が増した板川、及川の両左腕でしのぎたい。

 桐光学園は強力な日大三打線に対して、右腕谷村、左腕冨田の両2年生のリレーでどこまで耐えられるかが鍵。東京大会決勝で国士舘を無失点に封じた投手陣も侮れない。主将山田を中心に先制点をもぎ取りたい。

 東海大相模は対戦の可能性がある2校に対し、投打で隙のない野球を体現できるか。昨夏全国制覇した花咲徳栄はプロ注目の4番野村ら打線が力強い。専大松戸は千葉大会3回戦で選抜出場の中央学院を破った勢いがある。

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