8日(火)に行われたクプ・ドゥ・フランスの決勝戦。
PSGは3部に在籍するレ・エルビエに0-2で勝利し、大会4連覇を成し遂げた。
世界的ビッグクラブとマイナークラブによる対戦ということで注目を集めたこのカード。サッカー史に残るジャイアント・キリングを起こすことはできなかったが、レ・エルビエは勇敢に戦い失点もわずか「2」に食い止めた。
そんなレ・エルビエの快進撃と立派な戦いぶりに敬意を示し、PSGのチアゴ・シウヴァは表彰式でこんなことをやっていた。
なんとレ・エルビエのキャプテンであるセバスティアン・フラションを呼び、ともにトロフィーを掲げたのだ。
フラションとしてはやや複雑な心境かもしれないが、こうした振る舞いによりレ・エルビエの存在と奮闘が世界中に知れ渡ることになる。3部チーム相手とは言え、簡単にはできない行動である。
試合後、レ・エルビエの選手たちはPSGのロッカールームを訪れていたそう。選手たちにとっても良い刺激になったはずだ。