魅力発信へ抱負 ロマン長崎

 本年度、長崎市の観光親善大使「ロマン長崎」に選ばれた3人が9日、就任あいさつのため、長崎県長崎市茂里町の長崎新聞社を訪れた。
 3人は泉菜月さん(21)=長崎純心大4年=、鈴木花澄さん(20)=県立大シーボルト校3年=、松永千幸さん(24)=美容業=。書類審査、面接などで選考し、先月末、選彰式があった。
 ゴールデンウイーク期間中、神戸、横浜など開港5都市の代表が集ったパレードに参加した泉さんは「一つ一つの出会いを大切にし、これからも長崎について勉強したい」。市立橘中時代にペーロンを体験した鈴木さんは「伝統行事を、地元の方々の熱い思いや背景とともに伝えたい」、松永さんは「世界遺産勧告のニュースは大変うれしかった。今年は貴重な年。魅力を精いっぱい発信したい」と、今後の抱負を語った。
 石川末登専務は「みなさんの活躍が長崎を元気にする。自身の成長の糧にして」と激励した。

石川専務(左)と和やかに歓談するロマン長崎の(右から)泉さん、鈴木さん、松永さん=長崎新聞社

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