【シーパラ25周年】新人育てるアシカ 開業当初から活躍 横浜市金沢区・横浜市磯子区

熟練の技をみせるキョウタ(右)とリッキー

 横浜・八景島シーパラダイスは5月8日に25周年を迎えた。開業当初から、海の動物たちのショーに出演するのは、アシカのキョウタ(オス)とリッキー(オス)。ショーの中で一番の大御所だがいまだ現役で、日々、熟練の技で観客を沸かせる。

 アシカの寿命は野生の場合およそ15年〜20年と言われる。推定年齢26、27歳の2頭だが、今も新しい技のトレーニングを欠かさない。「リッキーは頑張り屋さん。キョウタは自由気ままだけど、やればできる子」と評するのは、トレーナーの吉川あかりさん(24)。リッキーは、新人トレーナーが最初に相手をするアシカでもある。新人にも優しく、ベテランの貫録でトレーナーの成長を見守ってきた。吉川さんは「まだまだ現役で活躍する2頭をぜひ見に来て欲しい」と呼びかける。

 現在、シーパラは25周年を記念し、「日本一の五感超刺激島」をコンセプトにした様々な企画を実施している。「ピラニアハンドフィーディング」では、100尾以上のピラニアに餌付け体験ができる=写真左。

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